2026/08/16
送り火って何? お盆の終わりにすること

こんにちは。
東広島市の尊心オフィスです。
8月12日から、お盆についていろいろと紹介してきました。
13日は「迎え火」。
14日は「盆踊り」。
昨日15日は少しお盆から離れて、8月15日について考えてみました。
そして今日は8月16日。
お盆も終わりを迎えます。
そこで最後に取り上げるのが、
「送り火」
です。
実は私、「送り火」と聞くと、
川に灯籠を流す「灯籠流し」
を思い浮かべていました。
ところが調べてみると……
どうも「送り火」と「灯籠流し」は、同じものではないようです。
送り火は「お見送り」の火
8月13日のブログで紹介した「迎え火」は、お盆に帰ってくるご先祖様を迎えるための火でした。
そして、お盆を家族とともに過ごしたご先祖様を、再びあの世へ送り出すために焚くのが、
「送り火」です。
つまり、
迎え火=「おかえりなさい」
送り火=「また来年」
ということですね。
地域や家庭によって方法は異なりますが、お盆の始まりに迎え、お盆の終わりに送る。
迎え火と送り火は、対になった風習だったんですね。
有名な「大文字」も送り火
送り火と聞いて、京都の山に大きな「大」の文字が浮かぶ光景を思い出す方もいるでしょう。
毎年8月16日に行われる、
「京都五山送り火」
です。
「大文字」が特に有名ですが、それだけではありません。
大文字
妙・法
船形
左大文字
鳥居形
と、五つの山で順番に火が灯されます。
これも単なる夏の観光イベントではなく、お盆に迎えた精霊を送り出す伝統行事です。
夜の京都の山に浮かび上がる大きな炎。
家庭で行われる小さな送り火とは規模がまったく違いますが、込められている「送る」という意味には共通するものがあります。
では「灯籠流し」は?
そして、私が送り火だと思っていた**「灯籠流し」**。
灯籠に火を灯し、川や海などへ流していく光景です。
こちらも地域によって、ご先祖様や亡くなった方の霊を送り、供養する意味を持っています。
つまり、
送り火と灯籠流しは同じ行事ではない。
でも、
「お盆に迎えたご先祖様を送る」
という共通した意味を持つ場合があるんですね。
実際、京都でも8月16日の五山送り火と同じ夜に、嵐山などで灯籠流しが行われています。
だから私の、
「送り火=灯籠流し」
というイメージも、完全に見当違いというわけではなかったようです(笑)。
地域によって「送り方」もいろいろ
今回お盆について調べてみて面白かったのが、
「日本全国、同じことをしているわけではない」
ということでした。
迎え火を焚くところ。
提灯を灯すところ。
お墓まで迎えに行くところ。
送り火を焚くところ。
灯籠を流すところ。
そして現在では、特別なことをしない家庭もあるでしょう。
同じ「お盆」でも、地域や家庭によって受け継がれてきた形はさまざまです。
今年のお盆シリーズも、これでおしまい
8月12日の、
「ところで、お盆って何?」
から始まって、
迎え火、盆踊り、そして送り火。
毎年当たり前のように迎えていたお盆ですが、改めて調べてみると、私自身も知らないことがいろいろありました。
特に迎え火。
写真を見て、
「迎え火って、こんな感じだったのか!」
と驚いたくらいです(笑)。
普段何気なく見たり聞いたりしているものでも、
「ところで、これって何なんだろう?」
と調べてみると、意外と面白いものですね。
8月12日から続けてきた「お盆のお話」は、今日でおしまいです。
ご先祖様をお送りしたら、またいつもの日常へ。
さて。
明日は何を調べてみましょうか(笑)。
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