2026/08/15
8月15日。『終戦の日』という言葉だけでは語れない日

こんにちは。
東広島市の尊心オフィスです。
今日は8月15日。
一般には「終戦の日」として知られています。
毎年この日になると、
「戦争を繰り返してはいけない」
「平和を大切にしなければならない」
という言葉を耳にします。
私も、その思いに異論はありません。
戦争によって多くの命が失われ、多くの人の人生が変わりました。
二度と同じ悲劇を繰り返さない。
その思いは、これからも大切にしなければならないと思います。
ただ私は、8月15日になるともう一つ考えることがあります。
「平和を願うこと」と「平和を守ること」は、まったく同じなのだろうか。
今日はいつものブログとは少し雰囲気を変えて、そんなことを考えてみたいと思います。
そもそも8月15日に何があったのか
1945年8月14日、日本はポツダム宣言の受諾を決定しました。
翌15日正午、昭和天皇による「終戦の詔書」がラジオで放送されました。
いわゆる「玉音放送」です。
そして9月2日、東京湾に停泊していた米戦艦ミズーリ号上で降伏文書への調印が行われました。
つまり歴史を細かく見ていくと、
8月15日の一日だけですべてが終わったわけではありません。
現在、日本政府は8月15日を正式に**「戦没者を追悼し平和を祈念する日」**と定めています。
毎年、日本武道館で全国戦没者追悼式が行われ、正午には戦没者をしのび黙とうが捧げられます。
不戦を願うこと
戦争は起こさない方がいい。
これは当然のことだと思います。
戦争になれば、戦う人だけではありません。
家族も、子どもも、それまで普通に暮らしていた人たちも巻き込まれます。
だからこそ、戦争を避けるための努力は続けなければならない。
私はそう思います。
では「平和を守る」とは?
ここからは私自身の考えです。
私は長く自衛隊に勤務してきました。
その経験もあるからでしょうか。
「戦争をしないこと」と、
「平和を守ること」
は、似ているようで少し違うのではないかと考えることがあります。
平和を願っているだけで、必ず平和が続くとは限りません。
だからといって、戦うことを望むわけでもありません。
むしろ逆です。
戦わなくて済むために、何が必要なのか。
そこまで考えることも、「不戦」について考えることの一つではないでしょうか。
守るべきものは何なのか
国という大きな言葉だけではありません。
家族。
暮らし。
故郷。
そして、今こうして普通に生活できる毎日。
守るべきものは、人によって違うでしょう。
その大切なものをどうすれば守れるのか。
戦争を経験していない私たちだからこそ、過去を知りながら考え続ける必要があるように思います。
8月15日に考えてみる
「戦争反対」
「平和が一番」
もちろん、それは大切なことです。
ただ、そこで考えることを終わらせるのではなく、
どうすれば戦争を起こさずに済むのか。
平和を守るために何が必要なのか。
そこまで考える日にしてもいいのではないでしょうか。
今日は8月15日。
戦争で亡くなられたすべての方々に、心から哀悼の意を表します。
そして、今ある平和がこれからも続くことを願うとともに、
「平和を守るとはどういうことなのか」
私自身も、改めて考えてみたいと思います。
明日8月16日は、再びお盆のお話に戻ります。
「送り火って何? お盆の終わりにすること」
実は私も「送り火」と聞くと、灯籠流しを思い浮かべていました。
調べてみると……どうも同じものではないようです。
明日は、その違いも含めて紹介してみたいと思います。
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