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2026/08/24

夏の夕立、昔は『馬の背を分ける』と言いました

尊心オフィス

こんにちは。

東広島市の尊心オフィスです。


夏の午後。

さっきまで晴れていたのに、

急に空が暗くなって……

ザーッ!

ものすごい雨。

ところが少し離れた場所では、

「え?こっちは降ってないよ」

なんてことがあります。

夏によくある夕立です。

昔から、こうした局地的な雨を表す言葉に、

「夕立は馬の背を分ける」

というものがあります。

馬の背中の片側には雨が降っているのに、反対側は濡れていない。

それくらい狭い範囲で雨の降り方が違う、というたとえです。

もちろん本当に馬の右半分だけ雨が降る、という話ではありません。

今日は、そんな夏らしい**「夕立」**について調べてみました。


そもそも「夕立」って?

夕立は、夏の午後から夕方にかけて突然降る強い雨を指す言葉として使われています。

夏の日差しで地面が熱せられると、地面付近の暖かく湿った空気が上昇します。

その空気が上空で冷やされ、積乱雲が発達。

そして、

ゴロゴロ……

ザーッ!

先日のブログで紹介した入道雲が、ここでも登場します。

こうして見ると、夏の現象って意外につながっていますね。

本当に少し離れただけで違う

夕立のおもしろいところが、雨の範囲です。

こちらでは土砂降りなのに、

数キロ先へ行ったら道路が乾いている。

車を運転していると、

「ここから先、雨降ってないじゃん」

という経験をすることもあります。

雨を降らせている積乱雲の範囲が比較的狭いため、場所によって天気が大きく違うことがあるんですね。

昔の人はそれを、

「馬の背を分ける」

と表現したわけです。

なかなかうまいことを言います。

「夕立」と「ゲリラ豪雨」は同じ?

最近では、

「ゲリラ豪雨」

という言葉をよく聞くようになりました。

どちらも突然の強い雨という点では似ていますが、「ゲリラ豪雨」は気象庁が予報用語として正式に使っている言葉ではありません。

局地的な大雨などを、ニュースなどで分かりやすく表現するときに使われている言葉です。

昔は「夕立」。

今は「ゲリラ豪雨」。

言葉から受ける印象もずいぶん違います。

夕立ならちょっと風情がある。
ゲリラ豪雨だと一気に物騒です。

雨宿りも夏の風景でした

昔なら夕立が来ると、

軒下で雨宿り。

しばらく待っていると雨が弱くなり、また歩き始める。

そんな光景もあったのでしょうね。

今なら、

スマホで雨雲レーダー。

「あと20分くらいで抜けるな」

便利になりました。

ただし、発達した積乱雲は激しい雨だけでなく、雷や突風などを伴うことがあります。

空が急に暗くなったり雷の音が聞こえたりしたら、無理に移動せず安全な建物へ。

風情を楽しむのは、安全な場所からにしましょう。

夏の言葉はおもしろい

入道雲。

夕立。

馬の背を分ける。

調べてみると、昔の人は身近な自然を本当によく見ていたんだなと思います。

8月も残り一週間。

まだまだ暑いですが、夏ならではの空や言葉を楽しめるのも、あと少しです。

今日もし突然、

ザーッ!

と降ってきたら、

「これが馬の背を分ける夕立か」

なんて思い出してみてください。

……傘がなかったら、それどころではありませんけどね。

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